笑顔

2008年2月27日
本屋の自己啓発本やアドバイス本。
多種多様な文庫本が出ている。

私はそれらすべての本に目を通したわけじゃないが全てちゃんと主張と理屈が通ってると思う。
だから全てを否定したいわけじゃない。

なぜこんなことを言い出したかというと
好きな人からこんな言葉が出たからだ。


「この本オススメだよ…」

手にとって見ると
題名は「笑顔の法則○○○」←覚えていない

うろ覚えだけど題名だけみて吐き気がしてしまった。
(失礼きわまりない)

よく聞かれる笑顔。
笑うカドには福来る。
笑顔でいれば笑顔が近寄ってくる。

きっとこういうことが書かれているのだと思う(予測です)

実は私こんな日記を書いていても常に外面は笑顔だった。
いや、内面も出来うる限り笑顔でいようと思っていた。

父親が理不尽な病気にかかっても、元彼や社長からいやなことを言われても泣く寸前まで頑張って笑顔でいたつもりだ。

しかし私の本当にほしい笑顔は返ってこなかった。

何度も理不尽に怒鳴られた。
時には嘲笑された。
泣いたらまた罵倒された。
存在を否定された。

そのおちこむ姿を見てはまた周囲は楽しい噂話のネタだとさわぐ。

そして周囲の人間は決まっていうのだ。

「ブドさんってほんとにいつも笑ってて幸せそう。苦労してなさそう。いいわよね。」


笑顔が幸せを呼ぶのではない。

笑顔は幸せを呼ぶときもあれば不運も運ぶときもある。



笑えば良いってもんじゃない。
笑顔があれば幸せってもんじゃない。


笑顔でいるからこそ報われない思いがある。
たくさんある。
救いきれなかった自分の心。






いくら笑顔で、笑顔でっていったって。

自分に正直の笑顔じゃなきゃ意味がない。

どんなに笑っていたって、心で泣いているなら意味がない。

自分に正直でいて泣きたいときに泣き怒りたいときに怒るのもそれは時として笑顔と呼んで良いものだと私は思う。

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