ぼーっと外をみる

2007年10月12日 恋愛
携帯を機種変したおかげか実家に携帯の電波が入るようになった。

どんだけ田舎やねん!

電波が入らないと私の友人は嘆いたものだが私はそれが唯一うれしかった。

元彼と連絡がとれないからである。

私のせいじゃない。
電波のせい。
連絡とれなくても電話をとらなくても怒られない。

まさに私にとっては至福の時。

いつも道具のようにそばに置いておきたかった彼にとってこの圏外というのは忌々しかったにちがいない。
なんせ電話の一本とれないだけで鬼のように怒る人だった。
メールの返信がないときも怒った。

私が友人達とあっていて電話が取れないとわかっているはずなのに何回もメールではなくあえて電話をかけてくる人だった。

そして取れないと怒る。
私は謝る。

連絡の内容といえば
「たばこ買ってきて」
これだけである。
メールで事足りるはずなのに何回言っても電話だった。

なぜ私はこんなにも縛られていたんだろう…。
今でもどこかで縛られているような気がする。

はやくこの呪縛がとけたら良いのにと思った。

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