そして今

2007年8月22日 連載


そして二人は長男と長女に恵まれる。

その長女が私です。


農家の家にありがちですが長男は溺愛されます。

長女もかわいくはないことはないんだろうですがちょっとランクは落ちます。(アラヤダー

父親は兄を溺愛していたと思います。

なにせ(私の)母親にむかって
「お前が長男を産まなかったら実家に返してた」
とか
夜泣きをする私にむかって
「うるさい!だまらせろ!!」

とか言っていたらしいです。
幼い日の私はそれを聞いたとたん父親に直談判に行ったらしいです(激しいな…

「お父さん!私がお兄ちゃんより先に生まれてたらどうするのさ!!!」

お父さん場をつくろうのに必死だったそうです。(フン


私は小学校を卒業するくらいまで父親の愛情を疑ったことはありませんでした。
兄と遊ぶように私と遊んでくれなくともそれは「私が女の子だからなんだ」とひたすらに思っていました。

それにあんまり父親好きじゃないし(爆)

よく考えればクリスマスのとき家族でケーキを囲むのに父親だけが居なかったり、お兄ちゃんの言うことは聞くのに私の言う事が聞かなかったりと心当りがないこともないのですが…。

そういえば祖母(以前では嫁と表記)が私をけなすときは「お母さんに似て!」とか「女の子のくせに!!」「この役立たず!」「○○ちゃん(近所の子)は料理も勉強もできるのに!」と怒鳴っていました。

私の長所は父親似で短所は母親似と決め付けていたようです(ヤナカンジー

話を戻します。

あれは兄が大学に進学するために家を離れ一人暮らしをするようになったころでしょうか。

急に父親の酒量が増えだしました。

そうです長い間祖母に支配され続けた父親に限界が来たのでしょう。ことごとく家族に当っては酒を飲むということがおきていたのです。


ですがこのことに私達が気づくのはもう少しあとになります。
私が中学生のとき不登校に陥ってしまったので母は私に付きっ切りになります。



そして遂に事件は私が不登校を克服し高校進学時のときにおこりました。

























































遂に鬱屈し、祖母に支配し続けられた
父親がアルコール中毒になりました。

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